1人目の子育てに追われる中、どこかで2人目が欲しいという思いがありました。主人は1人目であんなに大変な思いをしたのだから、もう充分ではないかと思っていたようです。確かに両側卵管閉塞、内膜症の私は、もうその時点で2人目不妊決定ですよね。もう不妊治療はしなくていいという思いが頭をよぎる一方、私の中でずっとひっかかっていたことがあったのです。
卵管形成術という治療法
以前#9でお伝えしたことになりますが、体外受精に失敗して悩んでいた時に、不妊治療専門クリニックの講演会に行ったことがありました。その時に、お話をして下さった医者が卵管形成術という治療法を紹介していました。
卵管形成術・・・何だかわかりますか?
それは、閉塞した卵管を通すという医療技術なんです。私が住む都道府県では、当時その医者だけが唯一医療技術を持っていたのでした。この治療なら私は、体外受精なんてしなくても済むのではないかと、その医者の診察を受けたんです。しかし、妊娠率を考えた場合(最速の妊娠を考えた場合です)やはり体外受精がいいとを勧められたので、結局そのクリニックはセカンドオピニオンとして活用していました。
しかし、二人目を考えている今、まさに卵管形成術という治療にメリットがある。うまくいけば、自然妊娠だってあり得るかもしれない・・・そうやって2人目を妊娠する可能性を頭の中で描いていました
1人目の授乳が終わり、仕事復帰するまで
私は、1人目を出産し育児休暇を取っていました。母親の看病のことなどもあり、育休中はとても忙しかったです。そのころ主人は職を転々としていたので、仕事は復帰せざる負えない状況でした。
もし、また不妊治療をすることになると今度は、家事、仕事、育児、不妊治療、母の事を同時にこなすことになります。1人目の不妊治療に比べて責任がズシッとのしかかるこれが2人目不妊の大変なところです。
とにかく育児休暇中に卵管形成術を受けたいと考えていた私は、出産後もセカンドオピニオンである病院で講演会をしておられたC医師のもとに通い始める事にしました(車で1時間半かかりました💦)
そこで、C医師は授乳が終わり生理が来るタイミングで卵管形成術をする計画を立てて下さいました。そして、時期的には仕事復帰する前という事も考慮してくださいました。ただ、術後の妊娠しやすいのは半年。復帰してすぐ妊娠ということを考えると職場に迷惑がかかる・・・1人目はとにかく妊娠すればそれでいいと考えていましたが、2人目不妊はいろいろなしがらみを抱え進めていかなければなりませんでした。
人生で起こるあらゆる問題は前と同じ手段で解決することができない・・・人間はそういう生き方をするように作られているのでしょうね。もし神様がいるとすれば「常にチャレンジせよ!」と言っているのです
今回のお話はここまでです。引き続きまるこのラジオでは迷うなら行動してみよう!というお話をしますので、聴いてくださいね