もう叶わないと思った夢
みなさんご機嫌いかがですか?ふわふわまるこです。
不妊治療の結末は、人それぞれです。
このようなタイトルを見ると、あまり気持ちよく思えない人も中にはいるかもしれません。
しかし、今、不妊治療で大変な思いをしている人は
不妊治療の果てがいったいどういうものなのか知りたい
自分はどうなっていくのだろうと不安な人も多いはずです。
私は、もう子どもを授かることはできないと諦めて、また挑戦しました。
叶わない夢が実現したって、私にとってはすごいことなんです。
なので、私のあるがままの思いをこのブログに綴っていこうと思います。
第1子が生まれた日
私が体外受精をしたから得た幸せはたくさんあります。
その中で1番嬉しくて、幸せを感じた日
それは、第1子が生まれた日です。
私の初出産は、ドタバタでした。
予定日よりもずいぶんと早く、破水してしまったんです。
破水するという事は、もうお腹の中で赤ちゃんが育つ環境が保てなくなったという事
家族も慌てふためき、すぐに病院へ搬送されました。
私もパニックになっていて呼吸は乱れ、泣きじゃくっていました。
診察をし、「もう、明日には帝王切開で出産しましょう」と
言われ、心の準備が全くできていなかった私は、さらにパニックになりました。
すると思いもかけない事が起きました
助産師さんが私の背中を思い切り バチコン!!!と叩いたのです
そしてこう言いました。
「お母さんがそんなに泣いててどうするの!赤ちゃんは頑張ってるんだから、しっかりしなさい!」
思い切り怒られてしまいました(笑)
たしかにそうですよね。お腹の赤ちゃんは生まれてきたくて頑張っているのですから
私が泣いていてはいけません。
不妊治療クリニックでは、色々な方に優しく、温かく接していただいてた私はすっかり
自分を見失っていました。
母親になるということは、命がけで子どもを守ることです
産院で私は、こうやって厳しくしつけられたのかもしれません
今となっては、いい思い出です。
子どもは元気に生まれました。
しかし、低体重児だったため、産後に抱っこさせてもらえませんでした。
帝王切開の後は、痛みとの戦いなので、私も身動きが取れなかったのですが
なぜ、赤ちゃんを抱っこさせてもらえないのか
すごく心配でした。
そんな私の不安を察して、母が何度も保育器で寝ている我が子の写真を撮って見せてくれました。
「赤ちゃんめちゃくちゃ元気いっぱいよ💕」
母の嬉しそうな言葉と表情を見て
抱っこ出来ないけれど元気に生まれてきてくれたんだ・・・とホッとしたのを覚えています
この日が、私が体外受精をして得た一番幸せな、というよりも人生で超最高に幸せな1日でした。
今日のお話はここまでです。