走り出して いきなり転倒!
がんばるぞ!と気合を入れ、勢いよく走り出したのにも関わらず、
大きく転んで、大失敗する!
これ、実は私の人生のルーティーン?
何か始めると まず大きく失敗する これが私の生き方の癖なんです(笑)
要するにちょっと間抜けな性格なんでしょうね・・・
ただ、人生は、失敗した後にどういう心をもち どういう行動をするかが鍵
その失敗は、生かすことも殺すことも出来るわけです。
私は、間抜けですが、失敗を生かすこと これを自分の信念にしています。
体外受精を始めて、いきなり転倒ってどういうこと?
と思いますよね。
それを、ここからお話します
子宮内ポリープの切除
これは、今まで全く知らなかった事だったのですが、私の子宮内にはポリープがありました。
このクリニックに来て、その事実を知ったので驚きです。
しかも、単体ではなく、複数あるとのこと・・・
これを切除しないと、着床できない為、ポリープ切除の手術をすることにしました。
採卵の重要性
毎日、クリニックへ注射に通い、ようやく予定していた初めての採卵日。オペの前に卵巣の状態を確認するため診察をしました。
そこで、衝撃的な事実を伝えられたのです。
「残念ですが、卵巣が全く育っていません 今回の治療は、ここまで。
採卵は、諦めて下さい。」
「???何言ってるの?この先生。バカじゃない?」
心の中で、こうつぶやいていました。
薬は、全て保険が適用しないので、毎回の通院に万単位のお金を払って
痛い注射を毎日打って、時間を割いて通院したのに
卵巣が育ってないって・・・
バカにしてる!!!
憤りを感じました。
でも、卵巣が育っていない=(イコール)採取する卵巣が1個もない
体外受精をゲームに例えるのは不謹慎かもしれませんか、ゲームオーバーだったのです。
この時、採卵という物の重要性を初めて知りました。
通院してるから大丈夫
薬を飲んでるから大丈夫
毎日痛い注射打ってるから大丈夫
高い治療費払っているから大丈夫
ではないんです。
採卵とは、体外受精において、わが子の命を取り出す重要なものなのです。
決してお金や薬の代償ではないんです。
私は、妊娠しにくいこの体質を変えていく必要性に気付きました。
普通に生活をして、健康に毎日を過ごしていたつもりですが
妊娠しない、そもそも卵子すら育たない
不妊の原因は自分の中にあるのかもしれないと思ったのです。
悩みの解決策は自分の中にある
今までの私は、不妊治療の過程で、
病院のせいにする
周りの人せいにする
自分は可哀そうな人間だ
といつの間にか自分を取り巻く人や環境に責任転嫁していたのかもしれないと感じました。
だからいつまでたっても、苦しいまま・・・
そして何も変わらなかった。
でも、自分の体質を改善する事や生活習慣を見直すことならそんなに難しくないかもしれない・・・
そう思うと悩みの捉え方が少し楽になったのです。
不妊治療に限らず、いつも悩みの解決策は自分の中にある。
この信念は
私が不妊治療で学んだ、人生の鉄則かもしれません。
不妊治療を通して 私が学んだことを まるこのラジオでお話します
是非、ご傾聴下さい。