医者との関係と主体的な治療
不妊治療をしているあなたは、主治医との関係がうまくいってますか?
これは、結構切実な 悩みではないかと思います。
●質問したいけどできない
●医者が一方的にしゃべるので聞こうと思っていたことを忘れてしまった
●医者が忙しそうで機嫌が悪く なかなか質問できない
●質問されると怒られそうで怖い
など これ、実は私自身の経験です
医者と患者ってなんとなく 師匠と弟子 先生と生徒 上司と部下のような服従関係のように捉えられがちではないですか?
しかし、一番大切な事は、あなたが妊娠する事ですから、もっと自分から主体的に治療に臨んでいいんですよ
▲医者にこういわれたから仕方がない
▲前と言ってることが違うけど医者がいうのだから仕方ない
こんな受け身な体制では、不妊治療に時間とお金をかけてしまうだけなんです。
ですから、まずは自分の正直な気持ちを医者に分かってもらう事 これが大切です。医者に分かってもらえそうになかったら看護師さんやカウンセラーなど病院内の誰かしらに相談することもありです。
決して不安や不満を一人で抱え込まない事 これが妊娠率を高くしていくのです。
自分が今どうしたいのか?治療法が今の自分に本当に合っているのか?これがブレないっていう事が必須です。
医者との信頼関係の作り方
診察の度こんなことが頭をよぎりませんか?「最近不規則な生活だったから、医者に怒られるかも」
「前回 指摘されたことが全く改善できてないから注意されるかも・・・」と
医者は自分の治療法に従順であるかどうかを見ています。それは患者の治療への前向きさを比例にすると考えているからです。
しかし、患者の目線からはどうでしょう?何もかも医者の言うとおりに行動したらすべてうまくいくものでしょうか?
違いますよね
ではどうすればいいのか・・・それは信頼関係を築くことです
まずは、あなたの主治医はどういうタイプなのか見極めましょう
タイプ1 結果重視タイプ・・・ 患者の話を聞くよりも自分の高度な治療方法で問題を解決しよう
とする。体外受精専門クリニックなどに多い
圧が強いので肩身の狭い思いをしますが、妊娠率は低くならない
ように導いてくれます
タイプ2 トラブル回避タイプ・・・トラブルを引き起こすのを一番嫌うタイプ。患者にも優しく接し
てくれるのだが、患者の目を見ない、ずっとカルテをみてしゃべ
っている。良くも悪くもないタイプ 継続して治療を行うにはス
トレスがないタイプです。確実に妊娠に導いてくれるかと言えば
疑問です
タイプ3 責任放棄タイプ・・・ 何度も同じ治療をしてなかなか結果が出せない患者に、改善法を
提案しようとしないタイプ 患者にとって高い治療費と無駄な時
間が費やされるだけで、「あなたがやりたかったらどうぞ。私は
あなたが言った通りにします」と責任を放棄してしまうので、信
頼関係は築きにくいです
いかがでしたか?今日のお話はここまでです。
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引き続きまるこのラジオでは、主体的な治療についてお話します。