いい病院の見極め方
不妊治療において病院選びは重要ですよね。ネット検索で評価の高い病院なら安心かな?大学の附属病院ならしっかりとしていて信用できる!知人が妊娠したと聞いたからその病院に行ってみる。と判断基準はそれぞれ違います。
また、ずっと通っている病院でありながら、なかなか成果が出なかったり、思ってもいない冷たい言葉を突き付けられて、落ち込んでしまう・・・病院疲れに陥ることは不妊治療を経験した人なら誰でもありますよね。
とはいえ病院選びというのは妊娠率を上げるにおいてとても重要なものです。たくさんの情報の中から自分で選んで行ってみないと分からないのが現実ですし、その病院に通い続けて本当に妊娠できるのか、判断の仕方は本当に難しいって思います。
私のブログを読んで下さっている方の中には、
「数十回体外受精をしても授かりません」とか「転院したいです」という悩みをかかえ、病院疲れに困り果てているといった相談を受けることがものすごく多いです。
そこで、私の経験から、いい病院の見極めるにはどこに目を向ければいいかをご紹介します。ポイントは以下の3つです
1,待合室に秘められた医者の情熱
2,施設、環境、人をじっくりと見る
3,医者人柄を読みとるです。
では、1つずつ順番にお話ししましょう
1,待合室に秘められた医者の情熱
タイトルがちょっと奇妙ですみません。待合室?なんだそれ?と思いますよね
いい病院とはいい医者がいる。これは当たり前なのですが、不妊治療においていい医者とは、患者を妊娠できるように導いてくれる情熱があるかどうかという事です。
そんな、病院で治療を受けたい!誰もがそう思いますよね
いい医者といっても、人それぞれ相性という物があります。ある人にとってはフランクな医者がいいでしょうし、ある人にとってはしっかり自己管理を誘導してくれる人がいい・・・と医者との関係も十人十色でしょう。
私が、一つの目安にしていたこと。それは、病院の待合室の環境をじっくりと観察するです。
待合室にその医者の賞状や実績をアピールする写真とか、雑誌に掲載された。なんていうものはありませんか?これは個人病院に多い傾向です。「なにを自慢したいんだよ!」なんて思ったりもするのですが、見方を変えると、その医者の治療への意気込みみたいなものが伝わってくるのです。
実績があるという事は、その医者の実力を意味しています。医者は自分の功績を待合室に置くことで「こんなすごい実績の私です。任せて下さい」という情報を表していると私は考えていました。
逆に、そのような意識がない医者は、特別なアピールをしなくても不妊治療の患者は年々増えているのだから患者は勝手に来るだろうなんていうマインドの医者もいるのが現実です。こんな病院はすぐにおさらばしましょう。
また、待合室においてある本や雑誌もよく見て下さい。妊娠体質になるような情報がいっぱい書かれた本。その医者が出版している本が置いてある場合もありますよね。これは、不妊治療の知識を待っている時にインプットしてくださいというサインでもあるのです。
また、妊活系の雑誌が置いてある。定期購読のものであれば2~3年前のものから、最新号のものまで、きちんとそろえてくれていればその病院は合格ラインではないでしょうか。
また、私が体外受精をしていた病院は、ヘッドスパやアロママッサージなどの紹介を待合室に定期的に案内してくれていました。
このように、妊娠に向けてプラスになる新しい情報をたくさん提示してくれている病院は信頼していいと思いますよ。
医者は神ではありません。絶対的に服従しなければならない存在でもありません。
不妊治療において病院を選ぶのは患者のあなた自身です。あなたが主役です。一日でも早く妊娠したいのに、病院疲れで大切な時間を奪われてはいけないのです。
医者は選ばれるか選ばれないかだけの話です。高度な技術を提供して妊娠率を上げてくれる治療をすることだけを目的にしています。
体外受精チャレンジ中、こんなことがありました。体調に異変があり医者に電話を掛けた時です。自分の症状を説明しているにもかかわらず。「もっと端的に話してください!!」と言われました。それだけ忙しいという事なんでしょうが もうこんな病院は嫌だと思いましたね。
あなたの感覚を研ぎ澄まして色々な角度から医者を見つめましょう。病院疲れとはこれでもうおさらばです!
今回のお話しはここまでです
次回は、2,施設、環境、人についてのお話をします。どうぞお楽しみに!
まるこの公式LINEでは不妊治療に対するお悩みや質問を受けつけています。