今回は自然治癒力についてお話します
人間には本来、身体が異常な状態にさらされた場合、自分の力で正常な状態に戻そうとする機能が備えられています これを自然治癒力といいます
不妊治療を頑張っている人は、何らかのトラブルを抱えています。私の場合は子宮内膜症、卵管両側閉塞、子宮筋腫などがありました。そのような、婦人科系のトラブルを完全に取り除くことは難しくても少しずつ取り除こうするだけでも妊娠率を上げることは可能です。
子どもを授かるためにどんなことをすれば自然治癒力を上げることができるのかをご紹介します
マインドフルネス瞑想
普段の生活で案外見落としがちなのは、呼吸です 呼吸は忙しかったり、ストレスがかかったりすると浅くなってしまいます しっかりと身体に酸素が行き届かなくなるのですね
私達の体の調子は自律神経によっ左右されます 活動的に動く日中は交感神経が優位になり、夜、寝る時は副交感神経が優位に立ちます。
不妊治療をしている人はとても頑張り屋さんな人が多いものです
するとどうしても、交感神経が優位になるため呼吸が浅くなります
そこでお勧めしたいのが、マインドフルネス瞑想です
瞑想と聞くと「えっ!なんかやばい宗教じゃないの?」なんて思う人がいるかもしれませんが
そんなことはありません あなたの生活に取り入れるだけで心身を穏やかにする効果があります
自分が少しでも時間を取れるという時に、目をつむりゆっくりと深呼吸をしてください
大きく息を吸い、ゆっくりと息を吐き切る これを数分続けるだけで心共に力が抜けます。
好きなアロマオイル、リラクゼーション音楽、キャンドルなどがあればいいですね
これをするだけでリラックスでき、なんだかすっきりとします
寝る前に行うと、副交感神経が働きしっかりと睡眠をとることもでますよ
そして 心の中で私はこうつぶやいていました
私は不妊ではなく 未妊である これから かわいい赤ちゃんに 必ず会える・・・
自分の心を整えることが大切です
イメージトレーニング
マインドフルネス瞑想ができるようになったら、今度はイメージトレーニングを試みましょう
目をつむり、深呼吸していると気持ちいいのは確かなのですが、私の場合、余計なことを考えてしまいがちでした 仕事のこと また体外受精に失敗した時のこと まだ起こってもいないことを考えて不安になってしまう・・・
実は、マインドフルネス瞑想は余計なことを考えていても効果はあるので、「ああ~私にはマインドフルネス瞑想は向いてない」なんて思う必要はありません。
なので、始めることができたら 辞めずに続けて下さいね
そこで、瞑想の質を上げるために私が取り入れていたのが、イメージトレーニングです
排卵誘発の時は、自分の卵巣をイメージしていい卵子が出来る事をイメージします
移植の時は、自分の子宮の中で、受精卵が着床することをイメージします
不安なことをイメージするよりも、こうあって欲しいという事をイメージします
これだけで、体調のベクトルも妊娠するんだ~なんて方向へ自然に誘導されている感覚がありました
自然治癒力を高めるためには、まず心身を元気にするために精神を整える必要があります
是非、実行してみて下さい
今日のお話はここまでです
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では、まるこのラジオでお逢いしましょう